「マイクロアレイ血液検査」のご案内
5年生存率の低い消化器がん
部位別のがんの発症数でも上位を占める消化器がんは、ほとんどは進行するまで自覚症状がありません。他の部位に比べると早期発見がしにくく、特に膵臓がんは男性は7.1%、女性は6.9%と5年生存率が非常に低い結果となっています。

しかし早いステージにおいて発見し、治療を行うことで、膵臓がんにおいても、ステージⅠで57%、ステージⅡで44%と、5年生存率を高くすることができるのです。
マイクロアレイ血液検査とは?
マイクロアレイ血液検査は、
● 胃がん、 ● 大腸がん、 ● 胆道がん、 ● 膵臓がん
の4つのがんの有無を採血で判定する検査です。
マイクロアレイとは、がん細胞などの異物を攻撃する際に生じる遺伝物質(m-RNA) のパターンを測定する技術です。この技術により、血液が「がん細胞」に反応する状況を世界で初めて遺伝子レベルでとらえることができるようになりました。これを利用し開発されたのが、マイクロアレイ血液検査です。


マイクロアレイ血液検査の4つの特徴
<特長その1> 高い感度
消化器のがんに対して9割の高い感度を示しています。
<特長その2> 一度の採血
胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんが検査の対象となり、一度の採血で検査できます。
<特長その3> 簡単な検査方法
検査は1回の採血(5ml)のみです。お体への負担や、時間的拘束が少ないことも特徴です。
<特長その4> 安心の検査方法
特殊な薬剤の投与や、X線の被爆もありません。
検査結果レポートのイメージ
以下の3段階の解析を行い、各がんのリスクを判定しております。
- ● がん・炎症により変動する2,665種のRNA発現量
- ● 消化器がんにより変動する21種のRNA発現量
- ● 各臓器のがん症例のRNAの発現パターン

